
こんにちは!本日はファンダメンタルズ分析でも使われる重要指標、PBR(株価純資産倍率)・PER(株価収益率)についてお話ししていきます。
株式投資のことは、何となくわかってきたけど普通に買えばいいいの?買っちゃおうかな!ポチりまーす

ちょっと待った!株価が割安や割高を示す指標があるから、まずはそれを確認してから投資しよう!
これを見ないと、割高で投資することになるぞ!
株価には、割安、割高を示す指標があります。それが、PBR(株価純資産倍率)・PER(株価収益率)です。
結論からいうと、PBRは、倒産時にお金がいくら返って来るかの指標、PERは、株価の期待値を見る指標になります。
株式投資の鉄則は、低いところで買って、高いところで売るのが鉄則です。割高の時に投資をして損をしたくないですよね?
なので、勉強していきましょう。
この指標を学ぶことにより、今投資をしていいのか?と自分で判断できる材料になります。
一つ一つ解説していきます。是非最後まで見てください!
PBR(株価純資産倍率)
これは会社が倒産して、会社側が投資家にお金を返していったとき、投資家が10万円を投資したとしたら、倒産時にちゃんと10万円返って来るかどうかを判断する指標になります。
PBRの基準は「1」です。
PBRが、1より下の0,8倍だった場合
10万円投資したら、倒産時に8万円しか返ってこない計算になります。
この場合、割安と判断することが出来ます。
逆に、PBRが1より上の1.2倍だった場合
10万円投資したら、倒産時に12万円返ってくる計算になります。
これだと、割高だと判断することが出来ます。
このように、現在の会社の価値を判断することができるのです。
出典 日本経済新聞
PBRの計算式
BPSとは1株あたりの純資産のこと。
例えば、zenzen株式会社の純資産が1,000万円で、zenzen株式会社の発行済株数は100株だとします。
その株式を100人が1株ずつ保有しています。
1,000(純資産)÷100(発行済株数)をすると10万(1株あたりの純資産)が出ます。
会社が倒産したら、「1株あたり10万円返ってくる」ということになります。
会社が倒産したら、1株あたり返ってくるかということです。
BPSが高くなれば、その分評価も上がります。
PER(株価収益率)
株価の期待値を見る指標になります。
みなさんに質問します。あなたは1人でパソコンを買いに行きました。
パソコンは1種類しかなく1個5万円だったとします。
そのパソコンって安いですか?それとも高い?
はい。その情報だけではわかんないですよね!そのパソコンのデザインや素材、性能で、値段がついています。
大人気商品で、数に限りがあり、買い手も多ければ値段も跳ね上がるし。
そのために、割高、割安を判断するためにPERの指標を使います。
PERの基準は「20」です。
他の書籍では、PER「15倍」と基準しているところもありますが、米国株は比較的PERが高めなので「20」で見ています。
出典 みんかぶ
この直近で、株価が高騰したNVDAは、PER、PBRがものすごく高くなっています。このように「みんかぶ」等で簡単に見ることが出来ます。
PERが、20より下の15倍だった場合
この場合、割安と判断することが出来ます。
逆に、PER20より上の25倍だった場合は
割高と判断することが出来ます。
PERが割高というのは、「企業が出している利益に対して、株価が高い」ということになります。
出典 日本経済新聞
PERの計算式
PER=株価÷EPS(1株あたりの純資産)
で表すことができます。
EPSとは1株あたりの純資産のこと。
例えば、zenzen株式会社が1年間で1,000万円の利益を出し、zenzen株式会社の発行済株数は100株だとします。
その株式を100人が1株ずつ所有しているとします。
1,000万円(純利益)÷100(発行済株数)をすると10万円(1株あたりの純資産)と出ますね。
「1株あたり10万円の利益を配分する」ってことになります。
これがEPSです。EPSが高くなれば、その分評価も高くなります。
株価ってどう値段がつくの?
純利益(EPS)✖️投資家の期待値(PER)=株価
で計算されます。
企業の生み出した利益に、投資家の期待値が掛け算され株価が算出されるのです。
PERというものは、よく変動しますので見ておきましょう。

まとめ
いかがでしたでしょうか。
このように、PER、PBRを見ることで割安、割高と判断することが出来ますね。
最低限この指標は覚えましょう。こうすることで、損をしなくなります。
最後まで見ていただき、ありがとうございました。