こんにちは!本日はアメリカの経済指標についてお話していきます。
米国株に投資をしていますでしょうか?資産運用に米国株は欠かせません。
米国株に投資をするからには、アメリカの経済状況を知る必要がありますよね。
経済状況を知るためには、Bloomberg等の米国経済ニュースを毎日見ることをオススメします。
さらに、アメリカの経済指標も見ることによって経済の流れやある程度の株価の予測をすることも出来ます。
この経済指標の予想値は「Bloomberg」や「みんかぶ」で簡単に見ることができます!

いろいろ経済指標がある中で、これだけは見た方が良いアメリカの経済指標を4個紹介するよ!
ぜひ最後まで、見てね!
Contents
FRB政策金利(FOMC)
FRB政策金利(FOMC)は、アメリカの政策金利を決める会合のことです。FRBのパウエル議長が金利を決定します。
日本でいう、「日銀金融政策決定会合」と同じですね。
そしてこのFOMCは、年に8回行われます。この結果が株価や為替に大きく影響していきます。なので、FOMCは世界中の投資家が注目しています。
金利が上昇すると?
金利が下落すると?

金利が低い時に、お金を借りたいよね。金利が低ければ融資を借りて、事業を起こす人や住宅ローンを借りて家を建てる人が増えるから経済が回りやすくなるんだね!
金利が上昇すると
米金利が上昇すると、「円安、ドル高」になります。
なぜなら、金利の高いところに投資をしたいと思う投資が増えるため、金利の安い円は売られ、金利の高いドルが買われるからです。
金利が下落すると
米金利が、下落すると「円高、ドル安」になります。
なぜなら、金利の低いドルは売られ、金利の高い円に投資をしたい人が増えるためです。ドルは売られ、円が買われるので、円の価値が上がります。
この通り、FOMCは超重要ですね。
FOMCは、発表される日の
夏時間 午前 3時頃
冬時間 午前 4時頃
※日本時間
に発表されます。日本時間で早朝に発表されます。
自動車販売台数
この指標は、言葉のとおりに、自動車がどのくらい売れたかを見る指標です。これは中古車販売台数では無く、新車販売台数を見てください!毎月1回発表されます。
自動車産業は、多く企業のつながりにより成り立っているので、この指標をみれば経済の動向がある程度わかるのです。
アメリカは、日本と違い、簡単に会社員の雇用を解除することができるのです。特に景気が悪くなると特に社員のクビを切ることが多くなります。
例えば、米マイクロソフト社は、今年1月(2023年1月)に社員1万人ほどをリストラしたと発表しました。他にも、米Twitter社も全社員の半数を解雇した等ありました。

こういう景気が悪い時に、車を買おうとは思わないよね?
人々は仕事の先行きが不安な時に、車を購入するのを控える訳です。自動車は高価なものなので、お菓子みたいに、すぐ買えないですよね。
自動車ローンを組まないといけないですし。仕事の先行きが良い時に車を買いたいと思う訳です。
なので、自動車販売台数が上がっている時は、「景気が強い」と判断され、株価が向上する要因になるのです。
その逆で、自動車販売台数が減少していたら「景気が弱い」と判断され、株価が下がる要因になります。
毎月発表されますので、確認して見てみましょう!
中古住宅販売台数
この指標は、その名の通り中古住宅がどのくらい売れたかを示す指標です。この指標は毎月1回発表されます。
日本では、新築住宅が人気ですが、アメリカでは中古住宅の方が多く売れます。アメリカの住宅市場の多くは中古住宅なのです。
住宅を購入すると一度に家具家電等をよく購入する家庭が多いと思います。さらにアメリカは消費大国なので、モノを頻繁に購入します。
以上のことから、中古住宅販売台数が上昇すると景気が良いと判断することが出来ます。
雇用統計
雇用統計は、「失業率」と「非農業者部門就業者数」に分かれます。この2つのうち、とても重要なのは「非農業者部門就業者数」です。
この経済指標は、様々な証券会社が予想値を出しています。その各予想値が集計されて「事前予想値」が決まります。
この事前予想値は、「Bloomberg」や「みんかぶ」で簡単に見ることが出来ます。
出典 みんかぶ
このように毎月1回発表されます。みんかぶの場合は、発表まであと何日と教えてくれるので便利です!
またメールでも、教えてくれるので忘れることなく見ることが出来ます。
予想より結果の方が高くなれば、「景気が強い」と判断され、株価は上昇する可能性が高まります。
逆に、予測より結果の方が低くなれば、「景気が弱い」と判断され、株価は下がる可能性があります。
この4つ経済指標を毎月チェックして、米国経済の流れを読めたらいいと思います。
他にも良い経済指標はありますが、初心者の方はこの4つから学んでいけば良いでしょう。
そして、Bloomberg等のニュースを見て米国経済についてコツコツ勉強していきましょう。
毎日コツコツ続けていけば、わかるようになっていきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。