『投資のキホン』インフレ・デフレってなに?わかりやすく解説。

こんにちは!今回はインフレ、デフレについてお話ししようと思います。

インフレ・デフレについて聞かれても、パッとしない方も多いのでないでしょうか。

今日でインフレ・デフレについて覚えてしまいましょう。では解説していきます!

インフレとは

インフレ(インフレーション)とは、物の価格が上がることをいいます。物の価格が上がるとお金の価値が下がります!

通常1個100円で買えていた物が、1個150円の値段になっているということ!

100円で買えていた物を、50円多く出して買わないといけないので、お金の価値が下がったといえますね。

どういう時にインフレは起こるの?

主に景気が良い時に起こります。

企業の業績が良くなって、給与が上がり、物を買うようになると、需要(消費者側)が供給(売主側)を上回るので物の価格が上がります

物が少なくなると価格は高くなるのです。

値段が上がる前に、今のうちに買っておこうという人が多くなり、需要がさらに増えてインフレが加速するのです。

また、賃金や原料の高騰などで、物を作るための費用が上がり、物の値段が上がることがあります!

zenzen
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現在は、ロシア、ウクライナ戦争の影響で天然ガス・原油が高騰しているよ!

さらに、日本は円安で輸入品の価格が上昇するので、企業は輸入コストが高く、普段より高い値段で販売しないといけないため、物価の上昇が考えられます。

ハイパーインフレーションってなに?

ハイパーインフレとは

物価が過度に上昇して、お金の価値が暴落すること。

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大震災や戦争などが原因で起こります!

デフレとは

デフレ(デフレーション)とは、物の価格が下がることをいいます。物の価格が下がるとお金の価値が上がります。インフレの反対ですね!

通常1個100円で買えていた物が、1個50円の値段になっているということ

100円で買えていたものが、50円になるので、100円で2つ買えるようになる。

これはお金の価値が高くなっているといえます。

デフレはどうゆう時に起こるの?

日本経済は、緩やかなデフレの状態にある。デフレの要因は、(1)安い輸入品の増大などの供給面の構造要因、(2)景気の弱さからくる需要要因、(3)銀行の金融仲介機能低下による金融要因、の3つがあげられる。

出典 内閣府

この3つが主な要因です。

デフレは、物価が安くなるので家計の消費を将来に先延ばしにし、貯蓄が増えて、物が売れなくなり、経済が回りにくいのです。

このように、3つの要因があげられ、日本はデフレが続き、安い日本とも呼ばれています。

デフレスパイラルってなに?

デフレスパイラルとは

物価下落により企業の業績が悪くなり、さらに企業側が賃金を減らし、世の中の消費が少なくなり、さらに物価が下がる悪循環のことです。物の価値が暴落することです。

zenzen
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経済がどんどん後退していく現象だよ!

インフレ対策

インフレ対策として、株式等のリスク資産を保有することです。

出所・株式投資第4版(ジェレミー・シーゲル/日経BP出版)※事質トータルリターン

株式投資の未来 永続する会社が本当の利益をもたらす [ ジェレミー・J.シーゲル ]

上記の図は、1ドルは200年間でどうなったかを表した図です。

図を見てわかる通り、圧倒的に株式の価値が上がってることがわかります。

長期的にみて株式に勝る資産はない

ということなのです。

現金は、インフレにより価値が目減りしており、いかに現金だけで保有している怖さがみてわかります。

株式に投資をすることでインフレ対策になるのです。

この図は、あくまでもアメリカ経済の話であり、他の国の指数ではないので、ご注意ください!

zenzen
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これで、全部株式に投資しよう!と思った人!ちょっと待って!

全財産を株式で保有するのはリスクなので、資産を分散させていきましょう。

株式、債券、国債、現金等様々なアセットに分散させることが大切です。

株式も1つの銘柄だけではなく、銘柄分散させていきましょう。

人それぞれ、リスク許容度が違うので自分にあった資産運用を!!

最後まで見ていただきありがとうございました。

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