こんにちは!zenzenです。今日は投資信託とETFの違いについて書いていこうと思います。
投資信託とETFの違いってなんなの?どっちがいいの?
と思っている方もいると思います。
理解するのも、難しいですよね。
結論から言うと、皆様の投資目的で投資の運用方法が変わってきます。
投資信託とETFどちらにもメリットがあるので、説明していきますね。

ぜひ最後まで見てください!
Contents
投資信託とは
投資信託とは、投資家(皆様)から集めた資金を一つにまとめて、ファンドマネージャーや、投資の運用会社が国内外の株式などに分散投資をし、その運用で得られた利益を投資家(皆様)に還元する『金融商品』のことです。
投資信託の基準価格
株式市場に上場している株式等は、リアルタイム値段が変わり、売買することができますが、投資信託は、1日に1回しか基準価格(値段)が出ません。
なので、投資信託はここぞと狙ったタイミングで買うことができないのです。
運用会社では営業日(ファンド休業日を除く)の20時頃までに基準価額を算出し、当社では21:30頃から当日の基準価額を順次更新します。
出典 楽天証券
見てみましょう!
本日(8月23日)に投資信託を購入したとすれば、本日の15時までに注文締め切りをし、翌営業日である8月24日の20時までに基準価格が決定します。
そして、8月25日の午前6時頃に購入した銘柄が残高に反映されます!

買った日の翌日にならないと、購入時の値段がわからないんだね。
少額から投資できること
投資信託は、運用会社が複数の投資家から資金を集めて、その集めたお金で資金を運用します。
投資信託は「100円」から投資ができます。
さらに、金額を指定して購入できるので楽ちんです。例えば、20,000円分だけ購入したい場合もその額を購入することができます。
ETFだと、値段がついているのでその値段を払わないといけません。

例えば、VTIだと現在「271.68ドル」です。
そうすると、「約271ドル」を支払わないといけません。
ETFは、ドルでしか買うことができません。
もともと証券口座でドルを保有していてそのドルで決済する時は、為替がないので上記の値段(約271ドル)で購入することができます。
ドルを持っていない場合、円貨決済(購入時に自動的に円をドルに変えて決済)か、
住信SBIネット銀行等から円をドルに変えてから、外貨決済する決済方法があります。
住信SBIネット銀行から、円をドルに変えた方が、為替手数料を安くできます。
また、ドルを持っていない場合、為替があるので為替リスクがあります。
8/23現在、1ドル145円程なので
「約39,295円」がVTIの1口の値段になります。
少し高いですよね。投資信託は、この様なことを気にせず、自分で金額を指定して注文することができるので、
少額しか投資資金がない場合でも投資できますね!
とにかく楽ちん
一度、積立設定をしてしまえば後はやることがないです。
私が使っている楽天証券は、楽天カードと連携し積立設定をすることで自動化できますしポイントも貯めることができます。
ドルコスト平均法を使い、私も投資をしています。
値段も1日に1回しか出ないので、株価に一喜一憂することもありません。
分散投資ができる
投資信託は、お弁当の詰め合わせパックと同じ原理です。
1つの投資信託の銘柄に投資をすることで、様々な銘柄に投資することができます。
先ほど言った「VTI」もアメリカの約3800社に分散投資しているので、リスクも下げられ、王道の投資方法です。
リアルタイムに売買できないこと
先ほども言った通り、1日に1回しか基準価格(値段)が出ないのでここぞの時に仕込めません。
高値で買ってしまうこともあります。
手数料がETFに比べて高い
ETFとそこまで手数料が変わらなくなってきていますが、まだまだETFの方が安いです。
S&P500に連動する投資信託(eMAXIS Slim 米国株式(S&P500))
は信託手数料が「0.09372%」となっていて
米国ETFの「VOO」は、信託手数料0.03%となっております。
ETFの方が全然安いですね。
隠れコストがある
投資信託は表示されている信託報酬よりも、さらにコストがかかることがあります。

ETF(上場投資信託)とは、リアルタイムに株式市場で取引することができる投資信託のことです。
リアルタイムに取引できるので、株式同様にここぞのタイミングで仕込むこともできます。
手数料が安い
手数料が投資信託より安いです。
投資信託のデメリットに記載の通りです。
低いコストで運用できます。
分配金が出る
ETFは、分配金がでます。その分配金を使っても良し、再投資しても良いのです。
口数が多くなるともらえる配当金も大きくなるので、使っても嬉しいですね!
指値注文もすることができる
リアルタイムに投資できるので、指値注文をしておいて好きな値段で購入することができるのです。
購入時手数料が無料のETFもある
「VOO」、「VTI」、「QQQ」など、購入時手数料が無料なものもあるので、余計なコストを支払わないで済まなくなります。
投資信託も購入時手数料無料のものもあるので、そういった商品を選びましょう。
資産運用の鉄則は、余計なコストを払わないことなので、必ず抑えていきましょう。
純資産残高や運用期間が長い
これは、本当に重要で純資産残高が年々増えているものに投資していくべきです。
「VTI」の純資産残高が45.3兆円あり、世界の投資信託、ETFの中で4番目にお金が集まっています。
「VTI」の運用期間は、22年程なので歴史ある、信頼できるETFです。
純資産残高1、2、3位は、S&P500指数に連動するETFになっています。
日本の投資信託は、運用期間が数年のものばかりです。
最近は、新NISAが来年から導入される関係で、手数料の低い投資信託を販売する会社が増えてきています。
約2年前は、楽天VTIが人気だったのですが、約1年前からSBI証券からSBI・V・全米株式インデックスファンドが出て、手数料が楽天VTIより安いので、SBIの方が人気になりました。
今後この様な手数料争いが多くなると思います。
手数料が安くなったら、安いファンドに乗り換えるなど、毎回するのは大変だと思います。
それだったら、本家のETFに投資してしまった方が良いかもしれません。
本家のETFは、手数料も運用期間もよく、信頼できるファンドなので。
為替手数料がかかる
米国株を購入する際、為替手数料がかかります。
どこの証券会社もだいたい、1ドルにつき25銭かかります。
為替手数料を安く抑えたいのであれば、住信SBIネット銀行がおすすめです。

クレジット積立ができない
クレジット積立ができないため、楽天銀行と楽天証券を連携させて自動入出金(スイープ)をし、積立をするしかないです。
分配金に税金がかかる
分配金に税金がかかります。米国ETFで特定口座だと、分配金に20%ほどの国内課税が加わった後、
米国で約10%の税金が取られるので、
分配金の手残りが、7割ほどになってしまいます。
それだと複利効果で資産拡大するのは、少し効率の悪い気もします。
ETFと投資信託の違いやメリット、デメリットについて書きました。
投資信託、ETFは、ほったらかしにして投資するのが良いですね。
何事も継続です。定期的に投資信託、ETFなどをコツコツと買っていきましょう!
最後まで見てくださりありがとうございました。